文章の話3(自分の書き方?)
最近つくづく自覚するのだが、私の文章の書き方っておかしい(^^;)。 まず第一に、ネタ出しの段階から人とは違うようだ。 文章を書く行為が音楽に直結しすぎ…。元ネタはほとんど曲だから。 とある曲を聴く。と、頭の中にいきなり妄想シーンが浮かぶ。で、プロットを立てる。 そのプロットは、聴いていた曲の歌詞のストーリーに沿って進んでいく。 …最終的に全然違う雰囲気になっていることの方が多いが、書き出す切っ掛けは音楽なのだ。 書いている間中、頭の中ではその曲がリピートでかかっている。 頭の中が違う曲とかになっちゃうと、別の話を書き始めるし(笑)。 言い訳のページをご覧になっていただけると判ると思うが、文章のタイトルは全て曲名である。 イメージソングだと思ってもらえればいいのだが、まんまその曲の世界観パクリってのもある(汗)。 音楽に対しての感受性が妙なところにあるので、聴くだけで即妄想に入ることが多いんだよなぁ、実際。 「ああ!!この曲ってば●●のイメージばっつり(><)!」と思った瞬間にテーマソング決定するし。 そうもいかないときもある(^^;)。先にネタが出てきて書き殴ってみて、「ぬを!合う曲がない!」となることもしばしば。 そういう時は、その話のイメージに合う曲を探して音楽聴きまくりモードに。 で、他のネタが出てきちゃう(汗)。タイトル決まんないのにほかの書いてどうするんだ、自分! 第二に、救いを求めすぎ(汗)。 内容は暗い。表現も自分の好みは暗いものだから、重たくなったはずなのに、オチで救ってしまう。 …最終的には甘々に(汗)。甘い文章書くのは恥ずかしいから、そうじゃないと思ってたのに。 女性的な書き方というものができないため、むっさい感じがする文章だが、なんかもうどうあがいても甘いらしい(;;)。 自覚するまでは、自分の文章ってのは暗いなぁと思っていた。 決して今だって暗くないとは思ってないが、どうにも「愛」に溢れているとか…ごっつぅ恥ずかしい(><)。 まあ、ハッピーエンド主義者な時点で甘いってことを自覚してなかった自分がいけないんだけど、目指すは「渋い同人文章」だったはずなのだが…(「同人文章」って時点でおかしいことに気づけ、自分:笑)。 同人誌的表現で申し訳ないが、どうも男前が受になってしまうから、無駄に包容力があるようなのだ。 で、攻の方は、受の人大好きモード全開…そんなカップリングだから甘くなる…。 判ってるじゃんよ、自分で(滝汗)。そういうシチュエーションが、萌えるんだよねぇ。 立場の弱い攻と俺様の受…同人屋さんモード全開(汗)。 第三に、無駄に殴ってる…らしい(爆笑)。 シリアス書いてて、ふと「あ、ここになら殴り合い入れられんじゃん!」とか、 コメディ風を書いてて、「ここでぶん殴って吹っ飛んだら笑えるな」とか、 何はともあれ殴りシーンを入れられるところを考えていること、非常に多い。 何故そんなに殴りたいんだろう…。肉弾戦の描写というのは実に難しく、自分の頭の中にある乱闘シーンを言葉だけに置き換えるのが至難の業だったりする。 にも拘らず、ものすごく笑顔でそのシーンを書いている(実際、笑ってるらしい:滝汗)。 だって、書いててごっつぅ楽しいんだもん(自滅)。 某TMRの曲に(某の意味なし)「ろくに殴られたこともないくせに」という歌詞がある。 いやぁ、耳が痛い(爆笑)。殴ったことはあるような気がするけど、殴られた経験ってないから、殴られる側の描写が実に苦手(汗)。 多分、私の書き方では殴られた人間の「痛み」とかはあまり伝わらないのではないだろうか。 殴った側の「衝撃」とかその場の切り抜け方の方を重視しているのかもしれないし。 メインジャンルとしてオフラインの方でやっているものなんか、芸能ものだって言うのに銃器を使いたいからって、パラレルのハードボイルドもどきだよ…。 芸能界そのまま書いても、殴れないし銃撃戦も書けないもん〜。 …いいじゃん、芸能界なんだから殴らなくても…と思いつつ(滝汗)。 精進したいと思いつつも、書き方のスタンスを変える気はない…。 これ以外に書けないから〜、というのは言い訳にしかならないんだけど、羅列してみるとやっぱりどこかおかしい気がしてしまう。 基本姿勢が「俺が楽しいんだもん♪」ってのが、最大の問題点かも…。 |
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