音楽の話
(TMNetwork)

最愛のバンド。誰がなんと言っても、一生好きであろうバンド。
なんせ小学4年から今まで、ずっと好きなんだから確実(笑)。

出会いは小学校、兄が「この曲かっこいいんだぜ!」と聴かせてくれた曲が、ComeOnLet’sDanceだった。
どこでおにいが拾ってきたかは知らないが(多分おにいはその事実も覚えてねえだろ:笑)、いっぺんでボーカルの声に惚れた。
そこから、最愛の男が決定する(^^;)。宇都宮隆という名前を認識したのはそれから1年くらい先だけど。
中学に入り、TVK(TV神奈川)でビデオクリップを観て、その顔にも惚れた。

それまではCheckersがメインで好きだったのが、あっという間に首位奪取。
ちょうど親友と知り合った頃で、親友と二人でTMにどっぷりはまっていくことになった。
Checkersで「音」を聴くことを覚えてたので、TMの音には意外とすんなり馴染めたってのもあるかもしれない。
シンセの音の新鮮さと、ウツのボーカルの響きとがあまりに好きになった。

PSY’Sという、今はavexの社長になった人(笑)がかつてやっていたユニットがある。
その代表曲(だと思う)に「ANGEL VOICE」と言う曲があり、その中の歌詞に
『最初に好きになったのは声/それから背中と整えられた指先』と言う言葉がある。
私がウツにはまったのが、まさにそんな感じだった。
声に惚れてから容姿に惚れて、声以外で一番好きなのは、手。
一度だけ、本人の手に直接触れたことがある。
ツアーの企画で、赤玉引いたら握手権(笑)と言うので、赤玉だったのだ。
本気で理想の手だったんだよなぁ…あそこまで理想通りだと、びっくり通り越して何も考えられなくなるくらい。
…脱線した(笑)。音楽の話じゃねえ(爆笑)。

元々打ち込みの音は嫌いじゃない。
生音が一番好きだけど(アンプラグドとか最高)、シンセにはシンセの音のよさがある。
機械音だけど、弾いている人で全然音が違うことだってあるのだ、そういうのも「生音」だろう。
TMにはまってから、特にそういういわゆる「チャカポコ音」が好きになった。
耳に馴染み易いというか、聴いていてそうそう外れないと言うか。
そういう音を嫌う人も多いし、その気持ちも判らなくもない。
重たい生の楽器の音が一番いいという意見だってよく判る。
が、私はシンセの音や機械的なSOUNDも大好きなのだ。自分に一番しっくり来るんだから、それが。

94年、TMは終了宣言をした。そのとき、何の確証もなく「復活する!」と思ってた。
もう二度とTMの新曲が聴けないなんて、全く思ってなかった。
それでも6年ぶりに復活したツアーで、私は6年ぶりに涙を出した。
TMが終わってから6年間、ライブで一回も泣いてなかったことにも驚いたが、ツアーの最終日に泣いたことがもっとびっくりした。
その1ヶ月前、ツアー初日に一回観てるにもかかわらず、最終日に号泣したことに。
復活したTMの音を聴いたときに、「ああ、戻ってきたなぁ」と思った。
それだけ、自分に染み付いた「音楽」だというわけだ。

ウツに関しては別項(「表現について」)でもっと細かく…。



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